卵を育てる部屋 クリーンルーム

今回は“クリーンルーム”について

ご紹介します。

 

空気清浄度の高い空間を維持し、

胚を最適な環境で育てるための部屋です。

 

この環境を維持するために

胚培養士はヘアキャップとマスクを必ず着用し

入室するたびに手洗いを行います。

 

設備面では

HEPAフィルターの設置

クリーンルームを陽圧にすることで

埃や菌の侵入を防いでいます。

 

先日、クリーンルームの

環境清浄度測定を行っていただき、

その結果が届きました。

 

空気1立方フィート中に存在する0.5μm以上の粒子の数によって

クラス判定されます。

 

体外受精を行うために必要な

クラスは10,000とされています。

 

今回の測定では

より清浄度の高い

クラス1,000の判定でした。

 

このように清浄度の高い、

胚に最適な環境をつくる

取り組みをしています。

 

培養室より