菊池レディースクリニック2021年の治療成績・実績 

2021年1月~12月の体外受精の成績を報告させていただきます。

胚移植1回あたりの成績です。

PGT-Aはしておりません。

詳細は後ろにあります。

 

 

比較対象は日本産科婦人科学会が

報告されている全国平均です。

日本産科婦人科学会ARTデータへのリンクはこちら

 

*クリニックの妊娠率を見る際の

注意点ですが

妊娠率を出す際には

・妊娠率と

・臨床妊娠率

があります。

 

・妊娠率

妊娠判定が+になったもの全てで

その後の成長が進まず

胎児の袋が見えなかった場合も含まれます。

なので高い成績がでます。

 

・臨床妊娠率

子宮内に胎児の袋がみえたものです。

論文や学会発表等で一般的に使用される値で

日本産科婦人科学会のデータもこの値を使用しています。

 

また、妊娠率/人で

成績を出すクリニックもありますが、

これですと1年間で採卵5回、移植を5回して

最後の移植で妊娠した方も

+でカウントされるため

妊娠率は高く出ます。

 

当院は日本産科婦人科学会と

同じ集計方法である

胚移植1回あたりの臨床妊娠率で

成績を集計しております。

 

まずは年齢別の

臨床妊娠率です。

 

2021年1月から2021年12月まで。

平均年齢は36.4歳(25~47歳)です。 

 

 

日本産科婦人科学会も当院も

初期胚と胚盤胞、新鮮と凍結の区別は

していません。

PGT-Aもしておりません。

 

~34歳   70.5%(103/146)

35~39歳  55.7%(64/115)

40~42歳  30.0%(15/50)

43歳~   12.5%(7/56)

全年齢   51.5%(189/367)

 

次に胚のステージごとの年齢別の成績です。

基本的に胚は長期間培養するほど

良好胚を選べるため、成績が向上します。

詳しくは下記を参照ください。

分割胚(初期胚) vs 胚盤胞 ~どちらで凍結するのがいいのか~

 

 

初期胚(分割胚)

~34歳    45.5%(10/22)

35~39歳   46.7%(7/15)

40~42歳   23.5%(4/17)

43歳~    7.1%(2/28)

全年齢    28.0%(23/82)

 

胚盤胞

~34歳    76.1%(89/117)

35~39歳   56.0%(47/84)

40~42歳   25.0%(6/24)

43歳~    23.1%(3/13)

全年齢    60.9%(145/238)

 

2段階(初期胚+胚盤胞)

※数が少ないので参考値としてお考え下さい。

~34歳    57.1%(4/7)

35~39歳  62.5%(10/16)

40~42歳   50.0%(4/8)

43歳~    13.3%(2/15)

 

4月より保険適応が開始されますが

この成績を維持できるように

精進していきます。

 

院長 菊池 卓
 

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