液体窒素レベル監視装置を導入しました。
液体窒素レベル監視装置って
聞き慣れない言葉だと思います。
凍結した受精卵は
患者様の子宮に戻すまでの間
下記のタンクの中の液体窒素の中で
-196度に保たれています。
受精卵を出し入れするために
タンクの蓋をあけると
液体窒素が蒸発して減ってしまいます。
(ドライアイスのようなイメージです)
そのため、液体窒素を
ガス会社会社さんから購入して
定期的に補充を行っています。
当院では一度もありませんが
万が一液体窒素が足りないまま
タンク内の温度が上がってしまうと
受精卵は死んでしまいます。
今までは毎日手作業で確認していたのですが
より良い方法がないか模索しておりました。
そこで今回導入したのが
液体窒素レベル監視装置です。
タンク内の液体窒素の残量を
常にモニターしております。
ある一定レベルまで減ると
・アラームを鳴らす
・私及び培養士に緊急メールを送る
ことをしてくれます。
ですので万が一不足していることがあれば
休日でもすぐに駆けつけることができます。
患者様が『安全』に『安心』して
治療を受けていただけるよう
これからも最新鋭の設備を
取り入れていきます。
院長 菊池 卓
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静岡県静岡市の不妊治療専門クリニック、菊池レディースクリニック院長。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医、特定不妊治療費助成事業指定医療機関。刺激周期を主体としたクリニックと自然周期を主体としたクリニックの2箇所に勤務経験あり。患者様のご希望と体質に応じた治療を行っていきます。