液体窒素レベル監視装置を導入しました。

液体窒素レベル監視装置って

聞き慣れない言葉だと思います。

 

凍結した受精卵は

患者様の子宮に戻すまでの間

下記のタンクの中の液体窒素の中で

-196度に保たれています。

受精卵を出し入れするために

タンクの蓋をあけると

液体窒素が蒸発して減ってしまいます。

(ドライアイスのようなイメージです)

そのため、液体窒素を

ガス会社会社さんから購入して

定期的に補充を行っています。

 

当院では一度もありませんが

万が一液体窒素が足りないまま

タンク内の温度が上がってしまうと

受精卵は死んでしまいます。

 

今までは毎日手作業で確認していたのですが

より良い方法がないか模索しておりました。

 

そこで今回導入したのが

液体窒素レベル監視装置です。

 

タンク内の液体窒素の残量を

常にモニターしております。

ある一定レベルまで減ると

アラームを鳴らす

私及び培養士に緊急メールを送る

ことをしてくれます。

 

ですので万が一不足していることがあれば

休日でもすぐに駆けつけることができます。

 

患者様が『安全』に『安心』して

治療を受けていただけるよう

これからも最新鋭の設備を

取り入れていきます。

 

院長 菊池 卓

 

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