菊池レディースクリニック治療成績 ~開業から1年間の成績~

開業より1年間が経ちました。

ここまで無事これましたのも皆様のおかげです。

 

節目になりますので、開院から今までの体外受精の成績を報告します。

胚移植1回あたりの成績です。

詳細は後ろにあります。

 

 

比較対象は日本産科婦人科学会が

報告されている全国平均です。

日本産科婦人科学会ARTデータへのリンクはこちら

 

*クリニックの妊娠率を見る際の

注意点ですが

妊娠率を出す際には

・妊娠率と

・臨床妊娠率

があります。

 

・妊娠率

妊娠判定が+になったもの全てで

その後の成長が進まず

胎児の袋が見えなかった場合も含まれます。

なので高い成績がでます。

 

・臨床妊娠率

子宮内に胎児の袋がみえたものです。

論文や学会発表等で一般的に使用される値で

日本産科婦人科学会のデータもこの値を使用しています。

 

また、妊娠率/人で

成績を出すクリニックもありますが、

これですと1年間で採卵5回、移植を5回して

最後の移植で妊娠した方も

+でカウントされるため

妊娠率は高く出ます。

 

当院は日本産科婦人科学会と

同じ集計方法である

胚移植1回あたりの臨床妊娠率で

成績を集計しております。

 

まずは年齢別の

臨床妊娠率です。

 

期間は開院しました2020年5月から2021年4月まで

平均年齢は36.5±5.2歳(25~47歳)です。 

 

 

日本産科婦人科学会も当院も

初期胚と胚盤胞、新鮮と凍結の区別は

していません。

 

~34歳   60.5%(26/43)

35~39歳  50.0%(12/24)

40~42歳  33.3%(5/15)

43歳~   16.7%(3/18)

全年齢   46.0%(46/100)

 

次に胚のステージごとの年齢別の成績です。

基本的に胚は長期間培養するほど

良好胚を選べるため、成績が向上します。

詳しくは下記を参照ください。

分割胚(初期胚) vs 胚盤胞 ~どちらで凍結するのがいいのか~

 

 

初期胚(分割胚)

~34歳    55.6%(5/9)

35~39歳   50.0%(2/4)

40~42歳   33.3%(2/6)

43歳~    10.0%(1/10)

全年齢    34.5%(10/29)

 

胚盤胞

~34歳    62.5%(20/32)

35~39歳   47.4%(9/19)

40~42歳   33.3%(2/6)

43歳~    40.0%(2/5)

全年齢    53.2%(33/62)

 

2段階(初期胚+胚盤胞)

※数が少ないので参考値としてお考え下さい。

~34歳    50.0%(1/2)

35~39歳  100.0%(1/1)

40~42歳   33.3%(1/3)

43歳~    0.0%(0/3)

 

 

これからもさらなる

成績向上を目指し

精進していきます。

 

院長 菊池 卓
 

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