SEED POD(大)を導入しました。~精液持ち込みの冬の対策として~
当院では冬の寒さから精子を守るために
いろいろと対策していましたが(詳細はこちら)
更なる対策としてSEED PODを導入することにしました。
SEED PODには小さいminiもあるのですが、大きいほうです。
SEED PODとは一言でいうのでしたら、魔法瓶です。
温度を一定に保てるため冬の寒さから精子を守ります。
詳細につきましてはこちらの販売元のTENGA様の記事を参照ください。
費用は採精用コンテナ込みで2,380円です。
実際の使用方法及び名前とIDの記入方法です。
SEED PODの本体には氏名とIDが書いたバーコードが貼られています。
①SEED POD本体のフタを開けておき、内部の温度を常温にします。
※推奨温度は20~26℃です。フタの裏にある温度表示を確認してください。
これがとても大事です。冷たい外気をSEED PODに閉じ込めたら何の意味もありません。
②採精用コンテナのバーコードに採精時間と禁欲日数を記入
③コンテナのフタにカタカナで奥様とご主人の氏名、診察券番号を記入
※黒の油性ペンで書いてください。
④コンテナに採精し、フタをしっかりします。
記入例 コンテナ前面
コンテナフタ部分
以上となります。
TENGA様のコラムでも触れられていますが、精子は温度に敏感です。
治療結果をより良いものにするためには、精子の状態は非常に大事です。
良い結果を出すために、購入を検討していただけると幸いです。
採卵だけではなく、人工授精でも使用可能です。
購入を希望される患者様は院長ないしコンシェルジュにお伝えください。
禁欲期間については下記の記事を参照ください。
院長 菊池 卓