G-CSF(granulocyte colony stimulating factor:顆粒球コロニー刺激因子)の子宮内投与
G-CSFは免疫に関わる糖タンパク質であるサイトカインの1種で顆粒球産出の促進、好中球の機能を高める作用があります。
近年着床時期の子宮内膜にG-CSFが多く存在することがわかり、着床に大きく関わっているのではないかと注目されています。
子宮内膜が薄い場合、このG-CSFの作用が不十分である可能性が考えられます。
投与方法としては、胚移植をする前に子宮内投与を行います。
細いチューブで行うため、痛みもありません。
当院では子宮内膜が薄い方や反復着床不全の方に行っております。
- 子宮内膜が薄い方へ(G-CSFについて) ~日本の報告~
https://kikuchi-lc.com/blog/2020/04/12/1150.html