2021年4月20日 抗精子抗体検査 もともと、女性の体内にはない精子を異物として攻撃する抗体を抗精子抗体といいます。抗精子抗体ができることで精子の動きがブロックされてしまうので、卵子の待つ卵管采までたどり着けず、受精することができなくなってしまいます。抗精子抗体検査で陽性の場合は自然妊娠が難しくなるので、人工授精や顕微授精などの治療法を選択することになります。男性にも抗精子抗体ができることがあります。その場合は射精された時点で運動能が傷害されるため、顕微授精が必要になります。