奥様へのスクリーニング検査について

検査内容

初回スクリーニング検査

 

※スクリーニング検査はご希望の患者様のみに行います。

 

『私は妊娠できる体ですか?』と初診の患者様に尋ねられます。

 

不妊症には原因不明のものも多くありますが、はっきりとした原因がわかることもあります。

そのため、まずは検査してみましょうとお伝えしています。

下記が不妊の原因をイラストにしたものです。

 

 

主な原因を検査していくのですが、注意点があります。

 

全ての検査が保険で行えるわけではありません。

 

不妊治療は保険適応となりましたが、全ての検査・治療が保険適応になったわけではありません。

また健診目的で保険を使用することも、保険診療のルール違反になりますので出来ません。

保険と自費を同時に行うことも混合診療となり、全て自費になってしまいます。

 

そのため、今まで当院では保険適応のみの検査を希望される患者様には、自費の検査を行っていませんでした。

ただ、そうした患者様の『私は妊娠できる体ですか?』の問いに検査が不十分なまま、ご回答することもできず悩んでおりました。

 

保険適応が無い抗精子抗体検査を行ったところ、強陽性であり顕微授精が必要であることがわかった患者様

甲状腺や血小板などの値が悪く、妊娠前に専門病院での治療が必要であることがわかった患者様

など多くの患者様が検査を行い、治療が必要であることがわかっています。

 

初めて受診される患者様は、皆様決死の覚悟で受診されていると感じております。

その期待に応えたいですし、1日でも早く妊娠して欲しいです。

そのためにはしっかりとした検査が必要です。

よろしくお願いいたします。

 

初回スクリーニング検査の項目です。

詳細はリンク先の記事にあります。

・抗精子抗体検査

・卵巣予備能検査(AMH)

・風疹抗体検査

・甲状腺検査

・クラミジア検査

・基礎女性ホルモン検査

・子宮頸部細胞診

・経腟超音波検査

・糖尿病検査

・感染症検査(HIV、B・C型肝炎)、梅毒

・肝機能、腎機能検査

・血球、貧血検査

・血液凝固能検査

 

不妊症の検査を網羅的に行い、原因の追及を行っていきます。

 

費用

初回スクリーニング検査

費用は初診料と合わせまして総額29,980円(自費)

 

初診は自費ですが、不妊治療は原則として保険診療で行います。

また、当院ではクレジットカードのご利用が可能です。