風疹の抗体価を調べましょう。
風疹はウイルスによって感染します。
おもな症状は発熱、発疹、リンパ節の腫れなどです。
3日はしかともいわれ、その名の通り3日程度で症状はおさまります。
しかし、妊娠初期の女性がかかると先天性風疹症候群を引き起こす危険性があります。
先天性風疹症候群は白内障、難聴、先天性心疾患などを引き起こします
妊娠中に風疹にかかるのを防ぐには
妊娠前にワクチンを打つのが望ましいです。
同居家族の方も打ちましょう。
不妊治療をする前に風疹の抗体があるかどうかを調べて
低いようでしたらワクチンを打ちましょう。
風疹抗体価が16倍以下の患者様が対象です。
採血のみで、いつでもできます。
静岡市の患者様は当院で無料でワクチンを受けることができます。
詳細は下記の静岡市のHPを参照ください。
ワクチンを打つ場合は2ヶ月の避妊が必要になりますが
体外受精を希望されている患者様につきましては
採卵後のお休み期間に打つこともできます。
妊娠中を安心した生活を送るために、まずは風疹の抗体価を測りましょう。
院長 菊池 卓

静岡県静岡市の不妊治療専門クリニック、菊池レディースクリニック院長。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医、特定不妊治療費助成事業指定医療機関。刺激周期を主体としたクリニックと自然周期を主体としたクリニックの2箇所に勤務経験あり。患者様のご希望と体質に応じた治療を行っていきます。