ビタミンDで妊娠率アップを  ~体外受精の方へ②~

ビタミンD濃度とIVFの成績に関する11論文2,700名の女性を対象としたメタ解析です。

 

 

結論からいいますとビタミンDの濃度が十分な場合には、不十分あるいは不足の方と比べ、妊娠率のオッズ比が1.46、出産率のオッズ比1.33とビタミンDの濃度が改善されることでIVFの成績が有意に改善することが報告されております。

 

 

上記は11論文2700人のdataをまとめたものです。

臨床妊娠率(胎児の袋が子宮内に見える確率)のオッズ比が1.46でした。

 

上記は7論文2026人のdataをまとめたものです。

生産率(赤ちゃんを生んだ確率)のオッズ比が1.36でした。

 

ビタミンDの補正は

・検査が簡単(採血だけ)

・治療が簡単(サプリ飲むだけ)

・効果が高い

・副作用ほとんどなし(過剰になった方を見たことがありません)

と4拍子揃ったとても良い検査・治療です。

 

着床不全の検査で勧めていますが、できれば1回の採卵、胚移植で出産していただきたいので積極的に行って行きたいです。

そしてビタミンDは体外受精の方以外の一般不妊の方にも効果があることが報告されております。

ビタミンDで妊娠率アップを ~自然妊娠を目指す方へ~

 

院長 菊池 卓

 

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