ヒューナーテストの結果が気になる方へ③ 〜ヒューナーのメリット〜

私が思うヒューナーの良いところです。

 

①簡便で安い

(内診は必要になりますが、痛みも無くすぐにでき、結果もその場で出ます。費用も安いです)

 

②適切な時期に行い、多数の運動性を認めれば精液検査も問題ないだろうと推測できます。

 そのため、パートナーが忙しい場合や検査に乗り気でない場合に精液検査の代わりにできます。

 

上記のように良い点もあるのですが、他に精液検査、抗精子抗体検査(採血でできます)という客観性があり、より信頼度が高い検査があるため、当院ではスクリーニング検査で行うつもりはありません。(希望者される方には行いますし、結果も患者さんにすぐに見せられるよう顕微鏡も診察室に用意する予定です)。

 

 

もともとこの記事を書こうと思ったのは、ヒューナーbad(不良)という言葉に多くの患者さんが傷ついているからです。

人間誰しも自分の検査結果がbad(不良)などと言われると傷つきます。

 

このヒューナーに関しては、『精子(夫)と子宮頸管粘液(妻)』との相性が悪いという表現が使われることも多く、まるで夫婦の相性が悪いようにも聞こえてしまいます。

深田恭子さんが主演されたドラマ『隣の家族は青く見える』で、ヒュナーbadで妊娠した妻が夫に浮気を疑われるシーンが出てきますが、ヒューナーはそんな強い検査ではありません。

ヒューナーの結果はあくまで参考程度です。

 

1回行っただけのヒューナー不良(bad)=自然妊娠できないではありません。

不良(bad)の場合は、していなければ①精液検査および②抗精子抗体検査(自費のため費用が高く、相関も強いわけではないが今後の方針も含めて行う)をする。

問題なければ現在の年齢、卵巣予備能、不妊期間に応じて治療方針を考えます。

決して、ヒューナー単独の結果で治療方針を決定するするつもりはありません。

 

院長 菊池 卓

 

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